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「にあんちゃん」

親のない子ほど辛いものはない。
正月にある人のアドバイスでこの映画を観た。お奨めである。
「にあんちゃん」(1959,日活)は今村昌平監督の若い頃の作品である。原作は安本末子の同名小説。この小説は安本末子が10歳のときの日記をもとに書かれている。

昭和28年,舞台は佐賀県鶴の鼻炭鉱。炭坑で両親を亡くした4人の在日朝鮮人兄弟姉妹の物語である。
石炭の減産,九州各地の炭鉱が閉山するなかで,同炭鉱炭住での生活が少女の目できめ細かく観察されている。労働運動,失業,テーベー,売春,高利貸し,売血,そうした環境の炭住で,4人の兄妹は知人の家々をたらい回しにされる。挙句の果ては兄妹散々ばらばらに。長兄はパチンコ屋の住み込み,長姉は長崎の肉屋に奉公。小学6年の「にあんちゃん」と4年の末子が,風呂屋の掃除などをしながら苦境に負けず明るく生きる姿を描いている。
最後のシーン,ボタ山に登るトロッコの線路伝いに,兄妹が登っていく。カメラは山側。徐々に炭住の町がパースペクティブに。小学生の兄妹2人がこう言うのである。「ワシは一所懸命勉強して立派になる!」

原作は読んだことはないが,少なくとも映画では,在日だから云々という描き方は一切されていない。ただ貧困や差別と闘っている兄妹が,見たまま“子供のように”淡々と描かれている。
私は誰であろうと頑張る人を見ると応援する。その代わり,頑張らないでその場凌ぎをしている人を見ると軽蔑する。

小説の「にあんちゃん」について詳しく書かれたサイトがあったので紹介する。→
図書司書の方,ご覧になってたら,買ってぇ。
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